顕微鏡写真: 犬のビリルビンクリスタル
この顕微鏡写真のカテゴリーは獣医師国家試験や愛玩動物看護師国家試験など勉強している方々が時折見て下さっているようで大変うれしく思います。誰かの何かのお役に立てているようなら幸いですね。しかし、今回の血液塗抹におけるビリル […]
英論文紹介: 秋田犬と献血
さて、本日は英論文紹介です。私が更新している日本獣医輸血研究会のホームページもあわせてご覧下さい。今月は中々気になる輸血関係の論文がみつからず苦戦していたので、かねてより気になっていた秋田犬と献血に関する話題を取り上げて […]
第31回 日本獣医がん学会
先日は臨時休診を頂きまして、日本獣医がん学会という由緒正しい学会で発表をしに大阪まで行って参りました。朝4時半に起きて6時には新幹線に乗り、9時には会場入りして発表を行い、そして16時の新幹線に乗って19時には横浜へ帰っ […]
顕微鏡写真: 犬の好酸球
以前の投稿で猫の顆粒球を特集した際、犬の好酸球の顆粒は融合していることもあるんですよと書いていましたが、実際の写真をお示しできていないことに2年以上経過してようやくいま気付きました。今日はその写真だけサッと掲載する大変内 […]
英論文紹介: 輸血後のPCVチェック
昨年の仕事納めの記事を12/31の18:10に投稿し、そのあと病院の戸締りをして帰ろうとした矢先、道路の排水溝に鍵がすってんころりんと吸い込まれて行き。消防とかどこかレスキュー的なところに連絡をしてなんか大掛かりな機械で […]
2024年 仕事納め
12/31の日没の時刻を迎えましたので、この記事をもって本年の仕事納めとさせて頂くこととなります。新年は今年も1/4より診療再開とさせて頂きます。その間で救急対応が必要と判断される場合、「横浜動物救急診療センターVECC […]
顕微鏡写真: 犬の好塩基性斑点
今日はたまたまマイナーな赤芽球の写真が撮れたので紹介したいと思います。好塩基性斑点です。早速写真をご覧頂きましょう。 この赤芽球の細胞質にみられる複数の細かい青い点々が好塩基性斑点です。これは赤血球造血の過程でトラブルが […]
英論文紹介: 猫の新しい血液型-続報2
冬将軍到来ですね。皆さまご存じのこの冬将軍という言葉、フランスの皇帝ナポレオン率いるフランス軍がロシア遠征を行った際、ロシアの冬の厳しい寒さも影響してフランス軍が撤退に追い込まれたことに由来しているそうで。当時のイギリス […]
顕微鏡写真: 犬と猫の血球貪食像
今日は血球貪食像の紹介です。ところで貪食と書いてドンショクと読みます。これは「貧しい」という漢字に似ていますが、正しくは「貪る(むさぼる)」の方です。分+貝が貧しいで、今+貝が貪るです。むさぼり食う、という何だか勢いを感 […]