長野のおもひで

今月は幸いに大きなものが壊れた様子はなかったのでご安心くださいませ。しかし夏バテ気味なところはあるのか、昼休みなど時間が少し取れるときは一瞬で寝落ちしています。それは昼寝ではなく失神ですとスタッフにはあきれられているので、今度は自分の身体が壊れないように気を付けていかないとですね。

ということで先日は身体をいたわる為にお休みをいただいて、長野県まで行ってきました。長野県は母の実家があるので小さい頃はよく行っていたのですが、今回も郊外を車を少し走らせていると懐かしい香りで当時の記憶がよみがえります。あれは有機物を上手く発酵させた健康な土壌の香りなのではと勝手に思っていますが、この香りに包まれると、祖父が作ったりんごやぶどう、桃、梨がとても美味しかったことを思い出します。

今回宿泊したところは蓼科だったので標高が1,300mほどあって朝晩は過ごしやすかったですが、昼の日差しは厳しかったですね。ところで蓼科と言えば、20代の頃に一人旅しにきて長湯でのぼせてしまい、風呂上がりに起立性低血圧、すなわち脳貧血で脱衣場で倒れたことがありました。

貸し切りのように誰もいなかったので露天風呂が心地よかったんです。紅葉の時期でしたし露天風呂からの夕焼けが綺麗だなぁと眺めていて。夕日がだいぶ傾いたので遅くなる前にさて帰ろう、と脱衣場の方向へ力強く歩みを進めたところ視界がぐらり。そのままブラックアウトしてコインロッカーに頭をぶつけて、少し血を流しながら裸で数秒間倒れたところで意識を取り戻しました。さながらサスペンスの事故現場です。一人旅でしたし貸し切り状態だったので、誰にも見られなかったのが幸い?でした。

服を着たあと、旅館の方に相談したら普段使われていない休憩室みたいなところで休ませてもらったのですが、すっかり日が暮れてしまい、暗い部屋に昔ながらの鹿とか狸とか剥製がたくさん置いてあって怖かったのを覚えています。落ち着いたところで、夜遅くなった暗い長野自動車道をトラックに囲まれて転がり落ちるように標高を下げながら運転して家に帰ったのは今となっては良い思い出です。

それ以降、お風呂はなるべく肩までつからないとか長湯し過ぎないとか気を付けているので、今回の旅行では勿論倒れるようなことはありませんでした。皆さまも温泉に入るときは気を付けて下さいね。ちなみに19歳の時にも自宅の庭で起立性低血圧で倒れて、そのときは目撃者がいたので救急車で運ばれる大騒ぎになったこともありました。長くなってきたのでその話はまた機会があれば。では残暑が厳しいので人も動物もどうぞご自愛くださいませ。