顕微鏡写真: HALf

今日は向かいの天王町公園に朝から特設リングが設置されて、商店街プロレスが開催されています。大日本プロレスさんが来られていて、先程から手に汗握る展開の試合が沢山繰り広げられていて、午後休診の当院としてはそわそわした気分で事務仕事と向き合っております。子供の頃から横浜国立大学の大学祭で大学プロレスはよく観ていましたので、懐かしい気分がします。皆さんお怪我の無いように頑張って下さい!

先日もお伝えした通り、4/18に開院した当院は10/18で開院半年を迎えました。いわゆるHalf birthdayというやつですね。パチパチパチパチ。そこで、今日は顕微鏡写真の日なのですが、白血球をたくさん探して探して、「H」「A」「L」「f」を撮影してみました!

どうでしょう!すごくないですか?え、伝わりませんか、この努力が?!ほんとは全部大文字とかに揃えたり、もっと美しい写真で統一したかったのですが、急な思い付きではこれが限界でした(笑

一般の皆様向けに解説しますと、これらは白血球の中の好中球という細胞で、免疫を担う細胞です。細菌などを「貪食(どんしょく)」と言って、食べて片付けてくれたりする細胞ですね。この写真のローマ字の部分は好中球の核、に該当するところでありまして、好中球の核は成熟と共にこのような複雑な形へと分葉していくことが特徴的です。

血液業界では最も権威のある国際的な学術雑誌であるBloodでも2013年にこの好中球のアルファベットは掲載されたことがありまして、当時大学院生だった私は研究者の遊び心に非常に感銘を覚えました。日々の仕事の中にこのような遊び心をいつまでも忘れないでいたいものですね。

さて、開院から半年、色々なことがありました。良いところはもっと良く、反省すべきところは改善を志し、引き続き皆様にご愛顧頂けるように邁進したいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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