竹馬の友

先日、小学校2年生からの友人ふたりとご飯を食べてきました。ちなみに常盤台小学校です。まだ校歌も一番までは何となく覚えています。緑ーさやーけき 常盤台ー♪

その内ひとりは成人してからも定期的に会っていましたが、もうひとりは本当に小学校卒業以来です。小学校の時とかは毎日のように遊んでいたんですけどね。5時間目とかの授業が終わって、今日はだれだれの家に集合ねとか、どこどこの公園に何時ねといった具合に。私が小学校の頃はスマホはもちろんなかったので、学校を卒業して進路がバラバラになったら、気軽に連絡を取る手段がありませんでした。

ですから、地元で開業するにあたり、あの時の仲良かった彼は元気にやっているのかなぁとか思いを馳せていたところ、なんと当院の看板をみて彼から声をかけてくれたのです。「せがわって、あの瀬川くん?」約30年ぶりに会う彼は面影を残していましたので、即座に分かりました。彼もちょうど数年前に地元に帰ってきていたみたいで。いやぁ、嬉しいものですね。お元気そうで何より。

腰が重すぎて声をかけてもらってから食事会の開催までに一年ほどかかりましたが、おかげさまで旧交を温めることができました。太ったりお腹が出てきたり頭の毛が薄くなったりしてすっかりおじさんになった3人でしたが、人間の根っこの部分はあまり変わらないものです。会ってなかった頃の変遷もろくに話しきらないまま楽しい会はあっという間に終わって、また近いうちの再会を誓って食事会を後にしました。

こうなってくると他の友人もどうしているのかなぁと欲が出てしまいますが、声をかけてもらっても思い出せなかったらどうしようという若干の不安も抱えますよね。柳の下のどじょうのようなお話ですが、とりあえず卒業アルバム、病院に置いておこうかな(笑