春眠
引き続き寒くなったり暑くなったりと天気が不安定な日が続いていますね。三寒四温と言うと日本では2月のおわり〜3月はじめ頃を指すそうですが、今はちょっと寒暖差が激しめな三寒四温な日々を過ごしているような気が致します。人も動物も体調を崩さぬようどうぞご自愛下さいませ。
着実に日の出は早くなり、日の入りの時間は遅くなっていますよね。診察室の窓から差し込んでくる日差しや向かいの天王町公園に咲く花々から春らしい雰囲気を感じます。そしてまさに春眠不覚暁、春眠暁を覚えずです。
春の朝は心地よくて中々起きられないということで。七世紀の頃に活躍した孟浩然さんという詩人の方が作られたようですが、そんなむかしの頃から春は寝心地が良かったんですね。そのせいか私も最近眠くて眠くて仕方ありません。
のび太くん程ではないですが私は眠りにつくのが早い方なので、すきま時間を見つけるとすぐ仮眠を取ろうとしてしまいます。先日もなんでそんなに先生は寝てばかりいるのかとスタッフが呆れて理由を訊ねてきましたが、その理由は春眠だから、ということにしておきましょう。朝ではないですけれども。
そんな記事を書いているいまは珍しく朝なのですが、またしても人をだめにするタイプのクッションで朝を迎えていました…寝る前にクッションの上で数分携帯からメールチェックしていただけのつもりでしたが、気付いたらまさに処処聞啼鳥、鳥のさえずりがあちこちから聞こえてきました。
これも春眠だから仕方ないかと思いたいところですが、カラダの節々がギギギっと錆びたロボットのようになっていて反省を促しています。さて、そろそろ油をさして起きないと。では皆さまが健やかな春の日々を過ごせますよう心からお祈り申し上げます。